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ミステリの祭典

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朝からブルマンの男

作家 水見はがね
出版日2025年06月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 虫暮部
(2026/07/07 16:31登録)
 良く出来た作品集ではある。しかし “日常の謎” と言うジャンルに事件の上限を規定されちゃっている感もある。
 真相のスケールが、読み進むにつれて徐々にダウンしていくようだ。この収録順……止むを得ないのかなぁ? 一話目を最後に据えた方が良いのでは。
 謎解き要素よりも、ブルマンの美味しい飲み方とかウミガメ料理とか、彩りの持たせ方に好感が持てる。
 暗号ものはあまり好きじゃないが、表題作はああいう単純な暗号を使う状況を上手く設定してある。そこが大事。

No.1 6点 まさむね
(2025/12/04 22:28登録)
 大学ミステリ研究会の先輩・後輩(ともに女性)コンビが出会う謎を扱った短編集。謎の提示は魅力的なのですが、正直肩透かし感のある短編も。気軽に読める書きぶりは嫌いじゃないです。
①朝からブルマンの男:第1回創元ミステリ短編賞受賞作。週3回、喫茶店の開店に合わせて来店し、1杯2,000円のブルーマウンテンを頼む男。でもコーヒー好きには見えない…。シンプルだけど意外性もあり、本短編集のベスト。
②学生寮の幽霊:学生寮の空き部屋に幽霊の目撃情報。密室のはずだが…凡庸。
③ウミガメのごはん :単身赴任の父が帰ってくる金曜日のご飯だけなぜか不味い。謎は面白いけど、真相はまぁ…ね。
④受験の朝のドッペルゲンガー:短いながらも複数の反転や工夫に好感。でも「汚れ」とか「洗う」とか使えばよかったのに。
⑤きみはリービッヒ:ダイヤの盗難?事件。重要な証拠が後出しという点はマイナス。

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