home

ミステリの祭典

login
ハンニバル・ライジング
レクター博士

作家 トマス・ハリス
出版日2007年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 虫暮部
(2026/01/12 13:12登録)
 リトアニアの城に住んでいた伯爵家の聡明な少年は如何にして “怪物” と成りしか。
 シリーズ前作『ハンニバル』でチラ見せされていた過去のトラウマの詳細な完全版である。そして、言ってしまえば、それ以上のものではない。
 物凄く大雑把な見方だが、本書の内容は前作で示された大枠の通りであって、それを上回る驚き、捻り、と言ったものは感じられなかった。まぁそういう感じだよね、と普通に納得。勿論、新たな登場人物によってエピソードに膨らみが持たされてはいるけれど。
 寧ろ気になるのはこの部分より後、レクターが収監されるに至った成り行きだな~。彼も敗北したわけだから。ミッシング・リンクは未だ埋まっていないのだ。

1レコード表示中です 書評