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ミステリの祭典

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腸の器
近森晃平と殺人鬼

作家 樹島千草
出版日2025年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 虫暮部
(2025/10/04 13:04登録)
 ぶっちゃけ前作と概ね同じ。“シリアル・キラーもの” と言うジャンルがあって、何らかのトレード・マークやキー・ワードを用意して、精神症やトラウマの知識をまぶせば一丁上がり。
 ってなもんだけど、パティシエの技術がしっかりしているから、甘く危険な香りに誘われてついまた味見したくなってしまう。
 前作から、事件としては別物だけど根っこは繫がっているので、このやり方で行くなら巻数を示した方が良いのでは。これは順番通り読むべきでしょ。

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