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ミステリの祭典

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ビルマに見た夢

作家 古処誠二
出版日2020年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 zuso
(2025/08/30 21:13登録)
太平洋戦争の最中、ビルマに駐在する日本軍軍人、西隈と現地の人との交流を描いている。文明の論理を振りかざす先進国と、文明と異なる世界観の中で生きる人々の軋轢と妥協を描く連作短編集。
ミステリ的な物語構成や道具立てを用いて物語を展開させつつ、異文化との間にある溝、付き合い方、尊重の仕方という現代にも通じるテーマを読者に投げかけている。

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