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ミステリの祭典

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「双子座」12文字の殺人

作家 矢島誠
出版日1989年06月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 たかだい
(2025/07/12 16:46登録)
被害者が事前に自身のパソコンに書き残していた12文字の暗号解読がメインとなる本格推理小説
この作品の要と言える暗号は、個人的に面白いと感じた
また、その暗号に秘められた犯人やその思惑、本作の探偵役を犯人に仕立て上げようと凶器を送り付けてきたり、捜査が進む毎に人死も増えていくサスペンス性もあって読んでいて楽しかった作品です
暗号に「ふね」や「ゆみ」が含まれるからと名前にそれらの単語が含まれている人物を犯人(かも知れない)と躍起になる警察関係のポンコツさにやきもきし、一筋縄ではいかないどんでん返し的な展開もあって最後の最後まで気の抜けない作品でした

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