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ミステリの祭典

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「天の酒」殺人事件

作家 日下圭介
出版日1991年08月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 たかだい
(2025/04/29 16:40登録)
酒に関する拘りというか蘊蓄は面白かったが、ミステリー小説としては正直イマイチに感じた
提示される謎は興味深いのに、仕上がりが2時間サスペンスっぽいとでも言うか、あまり盛り上がりが無かったように読んでいて思った。良かれ悪かれ平坦な物語って感じ
密室の状況下で3人もの人間を死傷させた手段はまずまず良かったとは思うが、パーティ会場での毒殺については結局の所、ある種の偶然と解釈したが良いのだろうか…?
あと、本来の標的に対して巻き添えをくった人の数があまりに多くないだろうか…。なかなかにクレイジーが犯人である

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