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ミステリの祭典

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7人殺される
羅飛シリーズ

作家 周浩暉
出版日2024年12月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 文生
(2025/04/05 10:43登録)
刑事羅飛シリーズの一篇で、『邪悪催眠師』の続編。前作を未読のまま読んだわけですが、次から次ととんでもない凶悪事件が起き、サスペンスとして大いに楽しめました。ただし、読んでいる間は楽しかったものの、犯人の催眠術がなんでもありすぎて改めて振り返ってみると大味感が拭えません。作中では「催眠術も万能ではない」といった感じの台詞がありましたが、とてもそうは思えない無双ぶりです。小説より映画にした方が面白いように思います。映画といえば連続殺人の手口が某映画にそっくりだなと思っていると、実際に某映画の模倣だったというオチだったのですが、大した意味があるとは思えず、ちょっと首をひねってしまいました。

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