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ミステリの祭典

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臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

作家 高野結史
出版日2021年04月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2025/03/05 14:20登録)
 いや~、全然気付かなかった。三人称みたいな一人称記述がキャラクター設定とピッタリで、尚且つ作品成立上有効に機能しているあたり只者ではない。パズラーと言うよりは、児童虐待ネタの情緒的な雰囲気に流され気味なのがちょっと残念。しかしそれ故に反転の驚きが大きかったとは言えるので、それも有効な演出だろうか。

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