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ミステリの祭典

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覚悟はいいかね、ボンド君
新ジェイムズ・ボンドシリーズ

作家 ジョン・ガードナー
出版日1991年02月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 たかだい
(2024/12/27 22:56登録)
イアン・フレミング財団公認の作家ジョン・ガードナーによる「007」シリーズの6作目
とりあえず、ジョン・ガードナーが手掛けたシリーズの中で、最もスパイ小説らしい作品
かつて秘密作戦に従事して敵地から亡命した女達が次々と『処刑』されていく。休暇という建前の元、孤立無援のミッションに挑むボンドの前に、あの仇敵の影もチラつき始める
王道のスパイ小説って感じのするあらすじで、秘密作戦の真実、味方の情報を洩らす裏切り者の存在、熾烈な攻防を繰り広げた組織との邂逅、敵味方が二転三転する予想不能の展開等々、ハラハラする展開の連続で読み応えは抜群
個人的にはクオリティの高い作品、かつジョン・ガードナー版の「007」としては最高峰の1作だったかと思います

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