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ミステリの祭典

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能面鬼

作家 五十嵐貴久
出版日2021年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 たかだい
(2024/12/14 02:32登録)
開幕早々、無理な飲酒の強要により1人の大学生を急性アルコール中毒で死亡させてしまい、挙句、保身に走ったサークルメンバー達は死の原因を死亡した本人の自己責任による不幸な事故として偽装する
当然、コレを理由に事件に関わった者達が次々と殺されていくわけだが、ホラーとして見るとテンポも良くて読み易い部類の小説だったかと思います
一方で、ミステリーとして捉えた場合、オチまで含めた事件の真相が若干、反則じみてる気がしないでもない…
後、保身に走ったサークルメンバー達が総じてわりと胸糞で、いかにも罪悪感があるようでいて、実の所、自分達が悪いとは微塵も思ってないのが透けて見えるようで嫌悪感が湧きました(キャラクターに寄っては、死んだ方が悪いと嘯いてる奴もいる始末)
だからと言って、そんなサークルメンバー達が殺されていく様子を見て特別すっきりするわけでもないのが、いかにもホラーといった感じ
いわゆる「13日の金曜日」的な作品で、ジェイソンに村ホラーの要素も加わったような作風はなかなか良かったと個人的には思います

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