home

ミステリの祭典

login
剥製の街 近森晃平と殺人鬼

作家 樹島千草
出版日2024年04月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2025/01/03 11:35登録)
 猟奇的なシリアル・キラーを描くこの手の作品は既に沢山書かれていて、殺し方や動機の面白さを競い合っている。その観点では、本作の真相や “普通” なまま壊れちゃった感じは、及第点ではあるが、新しいアイデアでは全くない。ただ、書き方の達者さと、相反するようだが妙なフレッシュさとが感じられて、そこが良かった。

1レコード表示中です 書評