魔女の檻 |
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作家 | ジェローム・ルブリ |
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出版日 | 2024年10月 |
平均点 | 6.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 6点 | 文生 | |
(2024/11/23 08:48登録) かつて多くの女性が魔女狩りの犠牲になった村で人々が魔女の声を耳にし、次々と不穏な事件が起きる展開はホラーサスペンスとして非常に面白い。この村で一体何が起きているのかが気になってページをめくる手が止まらなくなります。ただ、オチがひどすぎてすべてを台無しにしているのが残念です。確かに、伏線は丹念に貼っていますし、ぶっ飛んだ真相だとして評価する向きもあります。しかし、私は否定派。ぶっとんでいるというか、要は××オチだし、ある意味ありきたりです。この手のオチは多重人格ネタと並んで食傷気味で高い評価は与えられないというのが正直なところ。6点は真相に至る直前までのストーリーの面白さに。 |