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ミステリの祭典

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リディア・チン&ビル・スミス

作家 S・J・ローザン
出版日2012年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2025/03/01 09:47登録)
リディア&ビルのシリーズ第10作は、なんとリディアが誘拐され、ビルが彼女を救出するためニューヨーク中を駆け回るという話です。原題 "On the Line" は、巻末解説では「危機的な状況の意」と書かれていますが、誘拐犯人からの電話による指示も意味しています。その電話を聞いた複数の登場人物から「狂っている」と言われる男が相手で、ビルがいつもの冷静さを完全に失うシーンが何度もあります。その彼をなだめるのが、リディアの親戚で18歳のライナスで、ガールフレンドのトレラと共に、ビルを補佐して活躍します。ライナスが専門家であることもあり、ネット系技術がふんだんに使われるのも本作の特徴です。
そんなストーリーなので、ハードボイルド・私立探偵小説とは言い難い内容になっています。巻末解説で引合いに出されているジェフリー・ディーヴァーは未読なので、どの程度共通点があるのかわかりませんが。

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