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ミステリの祭典

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文字禍の館

作家 倉阪鬼一郎
出版日2000年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 八二一
(2024/10/27 20:02登録)
ある謎めいた私設ミュージアムに招待されたオカルト雑誌の編集者ら三人を襲う恐怖体験を描いているが、うねるようなタイポグラフィは、「文字そのものが孕む恐怖」を読者に体感させるに十分である。
作者のバカミス路線の作品群に通じるような趣向が用意されているのも興味深い。

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