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ミステリの祭典

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へびつかい座ホットライン
八世界シリーズ

作家 ジョン・ヴァーリイ
出版日1979年08月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 ことは
(2024/08/16 16:16登録)
「八世界」シリーズは、相変わらず特殊な世界設定を使って、まあ奇妙な話が展開する。これを最初に読んだら、世界設定の把握に注力させられて、筋を追うだけでいっぱいいっぱいだったと思う。本書は、短編を読んで、世界設定を把握してから読んだほうがいいと思う。
いまでは、ラノベやアニメに類似の設定/展開も多いけれど、この作品が先駆けのひとつなのだろう。ラストは、「ファースト・コンタクト」テーマに収斂して、じつに面白い。「残像」と同様、ある有名作の影響を感じた。

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