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ミステリの祭典

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量刑

作家 夏樹静子
出版日2001年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 よん
(2024/08/08 14:30登録)
通りすがりの母娘を車で轢き、あまつさえ口封じのため殺害してしまったという事件をめぐる裁判劇。
被告の量刑が死刑になる事態を回避しようと考えた共犯者は、とんでもない手段で裁判官を脅迫する。
弁護士や検事ではなく、法廷ミステリではスポットライトが当たりにくい裁判官を物語の中心に据えて、その立場ならではの苦悩を描いている。

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