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ミステリの祭典

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夜の挽歌 鮎川哲也短編クロニクル1969~1976

作家 鮎川哲也
出版日2024年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 文生
(2024/07/26 10:06登録)
倒叙ミステリーメインの短編集。さりげない描写をオチに持っていく手管はさすがの上手さだとは思うものの、なんだか似たようなパターンが多くて単調に感じました。いくつかあったアリバイ崩しものも今ひとつ。50代の作品だということもあって力の衰えを感じます。個人的ベストは不可能犯罪の謎を凝ったプロットで描いた「地階ボイラー室」。

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