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ミステリの祭典

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読書中毒 ブックレシピ61
小林信彦

作家 評論・エッセイ
出版日2000年05月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 斎藤警部
(2024/06/04 06:28登録)
著者'90年代の二誌連載。 氏の読書全般が書評範囲だが、その対象はほぼ小説。 中でもミステリの比率高し。と言うか書評全体的にミステリに「寄せている」度合いが強く、更に映画の話題が分厚いのはノブヒコさんらしい所か。 いっけん小難しかったり簡易だったり、おしなべて愉しい文章群を真夏の生ビールのように素早く味わわせてくれる一冊。 やはりこの人の書評を読むと読書がしたくなる。 最近やっと「渋カジ」は理解できるようになったが音楽の「渋谷系」はさっぱり分からん、という主旨の物言いにはちょっと笑いましたがさもありなんと思います。

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