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ミステリの祭典

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イリュミナシオン 君よ、非情の河を下れ

作家 山田正紀
出版日2009年09月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2024/05/24 14:08登録)
 作中で語られる五人の物語には読み応えがあるけれど、それを支える外枠の部分は上位の物語と言うより構造の説明でやや動きに欠ける。とは言え学術用語を駆使した時空バトルは散文的で逆説的に詩的(かもしれない)。前年の『オフェーリアの物語』に続いてアルチュール・ランボーをサンプリング。嵌まってたのかな~?

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