Re-ClaM 第11号 ダブルデイ・クライムクラブとその歴史~History of "Doubleday Crime Club" Rediscovery of Classic Mystery |
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作家 | 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 |
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出版日 | 不明 |
平均点 | 6.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 6点 | 弾十六 | |
(2024/04/03 08:20登録) 私は電子版を購入しました。元々は同人誌として2023年11月11日に発表されたもの。 次はコリンズ・クライムクラブを取り上げて欲しいなあ!(日本の創元クライム・クラブは「掲示板」にリストを載っけといたよ) 【特集】ダブルデイ・クライムクラブとその歴史~History of "Doubleday Crime Club" [評論翻訳]エド・ハルス「クライムクラブの黄金時代、1928-1940」(三門 優祐 訳) ◆ とても面白い。なおThe Baffle Bookへの言及あり。やはり著者はジョン・T・コルターだった。(←誰?) [訳者解題]クライムクラブの黄金時代 (三門 優祐) ◆クライムクラブ・セレクション(1928-1934)のリスト付き [レビュー] John Stephen Strange "The Man Who Killed Fortescue"(1928) (三門 優祐) 【連載・寄稿】 ・Queen's Quorum Quest(第46回)(林 克郎)#32 Lingo Dan(1903) by Percival Pollard ・A Letter from M.K.(第10回)(M.K.) 洋書ミステリ8冊の感想 ①Franco Vailati "The Flying Boat Mystery"(1935) ② Arthur J. Rees "Tragedy at Twelvetrees"(1931) ③ Leonard Holton "The Devil to Play"(1974) ④ Eden Phillpotts "The Wife of Elias"(1935) ⑤ T. Arthur Plummer "Death Haunts the Repertoty"(1950) ⑥ Anne Nash "Cabbages and Crimes"(1945) ⑦ Esther Haven Fonseca "Death Below the Dam"(1936) ⑧ Cecil M. Wills "Then Came the Police"(1935) ・海外ミステリ最新事情(第12回)(小林 晋) CADS 90(2023-07)/復刊・新刊情報/クラシック・ミステリ原書新刊情報(2023/04-2023/9) ・こんな翻訳もあったのか(第2回)(黒田 明)◆ 主として戦前のマイナー雑誌に載った海外作家の短篇小説のリスト。アガサさんの『アクロイド』は『苦楽』1927-09〜10に分載、すごく早い! ・『アントニイ・バークリー書評集」第二期に向けての助走(三門 優祐)◆ 手始めに初期(1930年代のもの)のDaily Telegraph書評の掲載号一覧。そして書籍化の構想も。同人誌で出していただけるんなら電子版も出して欲しいなあ! [レビュー]原書レビューコーナー(小林 晋) ・Michel Herbert & Eugène Wyl "Le crime derrière la porte"(1934) ・Noël Vindry "Un mort abusif"(1953) ・Billie Houston "Twice Round the Clock"(1935) ・Nap Lombard "Mother's a Swine"(1943) ・Herbert Adam "Exit the Skeleton"(1952) ・Patrick Laing "The Lady Is Dead"(1951) ・William Dale "The Terror of the Handless Corpse"(1939) ・K. D. Guiness "Fisherman's End"(1958) ・Thorp McClusky "Weird Tales Nobility"(2023) ◆短篇集 次号は2024年5月の文学フリマ東京38だそうです。地方在住者としては電子版を早く出していただけると助かります! |