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ミステリの祭典

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災厄の宿

作家 山本巧次
出版日2024年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 文生
(2024/03/27 23:05登録)
大型台風が接近している最中に散弾銃を持った男が旅館に押し入り、疑惑の人物をテレビに出演させろと要求。さらに、クローズドサークルと化した旅館では殺人事件が起き、土砂崩れの危機までといった具合にイベント盛りだくさんでリーダビリティの高さはかなりのものです。その反面、一つ一つのネタは小粒だったり、ご都合主義的に感じたりともの足りなさを覚えました。面白かったけれどミステリーとしての満足度はいまひとつといった感じでしょうか。

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