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ミステリの祭典

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機工審査官テオ・アルベールと永久機関の夢

作家 小塚原旬
出版日2023年12月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 7点 糸色女少
(2026/05/25 20:26登録)
永久機関の発明者の褒賞を設定した国を舞台に、大金を狙う発明者と装置の真贋を見抜く審査官の攻防を描く工学ミステリ。
SF的な飛躍はないが、あり得ないはずの永久機関を偽装、看破するロジックの応酬に派手な剣戟を絡めて一気に読ませる。語りの仕掛けも憎い。

No.1 7点 虫暮部
(2024/02/02 14:39登録)
 “永久機関” と言う題材は魅力的なセレクト。なんだけど同時に弱点にもなってしまった。機構のメカニズムそして矛盾点が文章だと甚だ判りづらい。
 一応図版もあるが、“これはあくまで小説だから” って感じで遠慮がち。もっとしっかり、なんなら本文で説明しなくても図版だけで理解出来るくらい書き込んで欲しかった。こんな表紙イラストのくせに、今更気にすることないって。

 現代人たる読者は “永久機関は不可能” との認識で読むから扱いが難しいよね。

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