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ミステリの祭典

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血と夜の饗宴

作家 山田正紀
出版日1990年03月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2023/11/04 13:50登録)
 “電脳ゴシックホラー” だそうです。
 主人公ポジションの人がバタバタ逝く流れは “犠牲の上に成り立つ戦争” っぽくて、妙に強い一般人が登場するより説得力がある。個々のエピソード(と言うか “死に方”)は短くも鋭くまとまっていて飽きさせない。パターンの繰り返しがジワジワ来る。でも前哨戦で終わっちゃうのね。此処からが本当の戦いだ……!

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