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ミステリの祭典

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劇場版 呪術廻戦0 ノベライズ
原作 芥見下々

作家 北國ばらっど
出版日2021年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2023/10/16 22:33登録)
高校生の乙骨憂太は、「呪い」となった幼なじみ・祈本里香に憑かれ苦しんでいた。

そこに最強の呪術師・五条悟が現れ、憂太を“東京都立呪術高等専門学校”へと導く。「呪い」を祓うために「呪い」を学ぶその場所で、憂太は里香の呪いを解くことを決意し、同級生の禪院真希・狗巻棘・パンダとともに呪術師として歩みだすのだった!
Amazon内容紹介より。

漫画が原作の映画ノベライズ作品です。読んでみる限りラノベの様なものと断じても良いと思います。ですから、当然キャラの描き分けはキッチリ出来てはいます。中身はほぼ全編バトルで、短いページ数という制限がある中、基本だけは押さえているところは評価されるべき部分だと思います。

映像を観た方が当然臨場感があって良いのでしょう。わざわざ映画館まで足を運ぶとか、漫画を読む気にはなれませんが、多分文章で読むよりは面白いであろう事は想像に難くありません。Amazonでの評価も高いですしね。
前半はイマイチ乗れなかったですが、後半の呪術師と呪詛師の最高レベルのバトルはかなりのめり込めました。ただ、憂太と里香のエピソードのひとつも欲しかったところではありますね。そうすれば、もっと白熱したバトルを楽しめた気がします。

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