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ミステリの祭典

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ルルとミミ(乙女の本棚)
絵:ねこ助

作家 夢野久作
出版日2023年06月
平均点8.00点
書評数1人

No.1 8点 みりん
(2023/10/09 02:47登録)
図書館で予約して受け取りに行くとまさかまさかの児童文学。少し恥ずかしい思いをした。こんなに救いのない物語を児童に読ませるのは果たしてどうなのか…トラウマになるんじゃないか(笑)

この著者はそこそこ読んできたが、今までに見たことのない童話のような語り口です。
『瓶詰の地獄』といい夢Qは「兄妹」に何かフェティシズムでもあるんでしょうかね。いや〜子供には刺激が強すぎるぞこれ。ラストはサプライズと言えばサプライズであり、メリーバッドエンドと言えるかもしれない。最後の見開きは絵の効果も相まって儚く美しい。

ねこ助という方の絵が素敵でこの幻想的な作風に大変マッチしています(+1点)

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