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ミステリの祭典

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赤いランプ

作家 M・R・ラインハート
出版日2021年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点
(2023/09/13 23:41登録)
英文学教授ポーターが、友人に2年前に起こった事件の顛末を聞かせてくれとせがまれ、その期間の日記を公開する、という体裁をとっています。
「サスペンスとホラー、そして謎解きの面白さを融合させたラインハートの傑作長編!」と宣伝されていて、ポーター教授が伯父から相続した幽霊が出ると噂される館のある田舎で起こった事件です。心霊現象は最初から次々起こるのですが、ただ降霊会で不思議な現象が起こったり、館の中で赤いランプが灯ったりというだけでは、怖くありません。最終的に大部分は合理的な真相が明かされてみると、プロットはきっちりできているのですが、語り口がもたついていて明瞭性を欠き、筋道がはっきりしません。ラインハートの文章がへただと思ったことはないので、パニックに陥りがちなポーター教授の性格ゆえのわかりにくさという面もあるのでしょうが、翻訳にもある程度問題がありそうです。

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