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ミステリの祭典

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聚楽 太閤の錬金窟

作家 宇月原晴明
出版日2002年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 zuso
(2023/08/16 22:18登録)
戦国時代の日本に西洋のグノーシス思想と錬金術を持ち込みジャンヌ・ダルクとジル・ド・レの伝説まで結びつけてしまうという力技。
大胆で巧緻な奇想の限りを尽くした、異形の戦国絵巻が堪能できる伝奇巨編である。半村良の伝奇小説を愛する人に、特に強くおすすめしたい。

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