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ミステリの祭典

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青瓜不動 三島屋変調百物語九之続
三島屋変調百物語

作家 宮部みゆき
出版日2023年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 ALFA
(2023/08/12 08:40登録)
今回の四話はいずれもお伽噺風のホラーファンタジー。
お気に入りは「針雨の里」。
人ならぬもののコミュニティと人里との交流や、産物の流通までストリーに組み込んだ、いわば社会派ホラーファンタジー。妙なリアリティがあって面白い。
タイトルが微妙な伏線にもなっていて、謎解きの味わいもある。

それにしても聞き手の小旦那富次郎もこれで4集目となる。先代のおちかは第5集でバトンタッチしたのだからそろそろ富次郎も同じパターンで続けるのは難しいのでは?
どうする宮部❗

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