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ミステリの祭典

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Every Bet’s a Sure Thing
私立探偵マック

作家 トマス・B・デューイ
出版日2015年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2023/08/02 23:59登録)
私立探偵マック・シリーズの第2作です。Kindle版の著作情報によれば1952年の出版。第1作発表は1947年ですから、5年も空いていますが、その間にはSinger Battsシリーズの1冊が書かれています。どんな作品なのかは不明ですが。
で、この第2作では、マックは大手の私立探偵社から頼まれて、二人の子ども連れの女をロサンジェルスまで尾行することになります。西海岸へ向かう汽車の中で、出張中のビジネスマンを装った彼は、女の長男5歳のロジャーと仲よくなるのですが…
明らかに悪役らしい男は汽車の中で早々と登場します。その後ロサンジェルスで殺人が起こり、その殺し方からして、誰が犯人であるかは誰でもすぐ見当がつくでしょう。しかし事件全体の構造はなかなか見えてきません。マックの友人ドノヴァン警部補が、「なんて休暇だ」どぼやきながらアクションについては、活躍してくれます。

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