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ミステリの祭典

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境界線
宮城県警シリーズ

作家 中山七里
出版日2020年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2023/07/26 12:02登録)
~気仙沼市の海岸で、女性の変死体が発見された。運転免許証から遺体は宮城県警捜査一課警部・笘篠の妻と判明。しかし、彼女は7年前の東日本大震災で津波によって流され行方不明であった。遺体は妻ではなく別人であった。そのような中、新たな他殺体発見された。顔を潰され手の指は切断されていた。二つの事件の関連性は? ~
映画化された「護られなかった者たちへ」(未読)の続編とのこと。社会派に分類されるのでしょうか、どんでん返しはありません(苦笑)。坦々と捜査が進みます。私の中では社会派作品は松本清張氏で終了しており、よほどの作品でない限り、心を打たれることはもうないかも・・・

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