アリスマ王の愛した魔物 |
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作家 | 小川一水 |
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出版日 | 2017年12月 |
平均点 | 8.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 8点 | ことは | |
(2023/06/04 02:42登録) はずれなし。ヴァラエティにとんだSF好短編集。 好きなのは「ろーどそうるず」と表題作「アリスマ王の愛した魔物」。 「ろーどそうるず」は、バイクに搭載されたAIの話。AIの1人称ですすむので、話を広げるのはむずかしいところだが、逆に、視点が絞られることで話の焦点も絞られ、コンパクトな好い話となっている。なける。 「アリスマ王の愛した魔物」は、どこからこんな発想をしたのかと思う、奇譚。計算に取り憑かれた王が、コンピューターらしきものまでつくってしまう、壮大な奇想。奇妙な世界観に、酩酊感を覚えました。 すいません、ミステリではまったくないですね。 |