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ミステリの祭典

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美しき殺人法100

作家 桐生操
出版日1996年12月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 メルカトル
(2023/05/10 22:52登録)
奇想天外な殺人法から、残虐きわまりない殺人法まで、人が人を殺すために様々な手法を編み出してきた。この本は、古今東西の殺人史を彩った殺人法の数々をサンプルした、怖るべき百選である。
Amazon内容紹介より。

古代ギリシャ、古代ローマ帝国から始まり、1900年代の主にヨーロッパ、後半は日本の新旧の殺人方法を収集した実話。タイトルは美しきとありますが、殺人に美しいものなどあるはずもなく、残酷な殺人法や拷問がズラリと並んでいます。ただ、毒薬にやや偏っているので、又かとの思いはありました。しかし、中には奇想天外なものもあり、凄まじい人間の変態性や残虐性が浮き彫りになります。

有名どころではエリザベート・バートリや石川五右衛門、阿部定、そして戦国時代の三英傑も登場。家康などは温厚なイメージが強いですが、意外な殺害方法を行っていたらしいです。
私がやられて一番嫌だと思うのはヒル、ですね。これはいけません。それにしてもありとあらゆる酷い殺人法を考え付く人間のさがって一体・・・。

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