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ミステリの祭典

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七つの丘のある街

作家 トマス・H・クック
出版日2003年11月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 レッドキング
(2023/03/28 20:44登録)
米国史上最年少の死刑囚少女と一回り年長の巨漢肥満男、二人の起こした残虐な連続殺人を、警察捜査と裁判で綴るノンフィクション。戦慄のサイコパスか滑稽なダメ人間か、心を持たないシリアルキラーか哀れな社会的敗残者か、狡猾な策略的知能犯か愚かな被洗脳者か・・・殺人者像の驚くべき相反する矛盾描写。結局、あいつら・特にあの少女・の本性って何だったのか・・悪魔?何かの犠牲者?Who(何者)?・・多重解釈エンドのミステリと評価してオマケの採点。
※肥満男の絵に描いた様な「ダメ白人」風貌ともかく、わが国にも、「ヒ素カレー毒殺事件」死刑囚や、近隣男児(たしか実の娘も)殺しの女等、その正体が分かりそうで分からない「ノンフィクション」女はおり・・・

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