| コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎 |
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| 作家 | 笛吹太郎 |
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| 出版日 | 2021年11月 |
| 平均点 | 7.50点 |
| 書評数 | 2人 |
| No.2 | 8点 | 虫暮部 | |
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(2026/06/23 16:07登録) バービーボーイズかと思ったら違った。そりゃそうだ。 でも “女性がいるのにどうしてボーイズなのか” に答えるなら、ビーチボーイズよりそっちだろう。 この手の、安楽椅子探偵でコージーな短編集は、普段は敬遠気味。真相がショボい、わざとらしい、あるいはこじつけがましい、と感じることが多いので。 本書も読み始めは “失敗したかな” と思った。ところが豈図らんや、これが大当たり。 真相が大き過ぎず小さ過ぎず説得力があるし、話としての着地点もさりげなく上手い。推理合戦では色々しっかり押さえている。語り口も心地良い。一冊の中にはっきりハズレのネタが混ざっていないのも立派――地味さが身上みたいな作品だからガツンとは褒めにくいけど、グッジョブ。 メドゥーサアイズの川津さん、と言うのは “蛇に睨まれた蛙” って洒落だろうか? |
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| No.1 | 7点 | まさむね | |
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(2023/01/15 18:27登録) 荻窪のカフェ「アンブル」で月に一度開催される「コージーボーイズの集い」。それは、コージーミステリ好きな出版関係者が、お茶とケーキを囲んでゆるゆるとミステリ談義を行う催し。メンバーやゲストから謎が持ち込まれ、皆で推理合戦。メンバーの推理が行き詰まったところでカフェのマスターが…という展開の短編集。 「コージーミステリとは何か」と明確に説明できる知識は自分にはないものの、この作品がその範疇のど真ん中で、かつ良質であろうことは理解できます。ユーモアもあって極めて読みやすく、終盤にアッと言わせる手腕は素直に素晴らしい。重厚な本格作品や派手なエンタメ作品も好きなのだけれど、単品で唸らせるこういった作品集もやっぱりイイ。軽みの中の奥行きの妙。 マイベストは、昨夜自分が行った居酒屋(酔いすぎて覚えていない)を探す表題作か。アレルギーの謎も好きなタイプだけど、途中で気付いてしまう方もいらっしゃるかも。 |
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