home

ミステリの祭典

login
魔女は世界に嫌われる
魔女は世界に嫌われるシリーズ

作家 小木君人
出版日2013年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2023/01/02 22:13登録)
鍛冶職人の父親と幼い妹との3人で暮らす少年ネロの平穏な日々は、国王軍の襲撃により唐突に終わりを告げる。妹を連れて森へと逃げ込んだネロは、とある古城へたどり着く。そこで彼は、病の床に伏した魔女と、その娘・アーシェと出会った…。世界に忌み嫌われる魔女と、ネロとの間で交わされた約束。それは死んだ妹を生き返らせてもらうことを交換条件に、魔女の娘を安全な地へと護送すること。魔女に恨みを持つ人々や魔獣、さらには魔女を捕まえようとする軍隊までも敵に回し、少年は魔女の娘と、寄る辺なき危険な旅に出る。
『BOOK』データベースより。

所謂ボーイミーツガールもの。ただ、少年ネロは父親が重罪で殺されている、そして出逢うのは魔女と言うのが特徴的ではあります。あとはごくごく普通のラノベファンタジーです。魔女の母親は病に臥せっており、バトルもありますが特別凄みがある訳でもないけれど、何だかんだでそれなりに読ませます。

結局これは後続のシリーズへ向けての単なるプロローグに過ぎなかったのでしょう。一応三作目まであるので読んでみようかな、くらいは思いますが作風から見ると劇的な展開は望めそうにない気もします。今後の予定は保留という事で様子見ですかね。

1レコード表示中です 書評