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ミステリの祭典

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ぽっぺん先生の日曜日
ぽっぺん先生シリーズ

作家 舟崎克彦
出版日1979年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2023/01/01 22:14登録)
「なぞなぞの本」のなかに入りこんでしまったぽっぺん先生は、なぞを解かなければ外に出られない。ところが、そのなぞ解きときたら、トンチやヘリクツばかり。おまけに出会うのは奇想天外な動物だらけ。さて、どうなることやら。小学4・5年以上。
『BOOK』データベースより。

如何にも児童文学然とした作品で、子供の頃に読んだらきっと面白かったんだろうなと想像出来ます。まあいい歳になっても楽しめたから文句は言えませんけど。ぽっぺん先生は謎を次々と解いて行かなければ前に進めない、そして絵本から抜け出せないという設定。その世界では言葉が話せる動物達に出会いながら、なぞなぞに挑戦してくのですが、そのなぞなぞが結構面白いし動物もユニークで読者を飽きさせません。

まあ何も考えずに読めてストレスフリーだし、挿絵も作者自身が書いている割りには上手いし、まずまず面白かったという事にしておきましょう。でもAmazonで表面に出ているレビューの全てが★5個は出来すぎですね。みなさん子供じゃないんだから、大人の読者の事も考えましょう。

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