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ミステリの祭典

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名探偵に薔薇を

作家 城平京
出版日1998年07月
平均点6.55点
書評数22人

No.2 6点 あい
(2008/08/01 12:33登録)
印象としては面白かったが、二部の最後はもっと方法があっただろうと思う。

No.1 3点 こもと
(2008/02/28 20:03登録)
 『名探偵に薔薇を』-今作の名探偵とは瀬川みゆきを指すと思うんですが、私の一番苦手なパターンかな、と。 それは、作者が『名』探偵を前面に押し出しすぎるということ。 手前味噌じゃないですか?
 これが、御手洗やポワロという強烈なキャラの持ち主なら、その人物の余りある個性として、受け止めることができるのですが。(いや、受け止めることができるどころか、逆に好きな位) でも、個性に乏しい普通の人でしかない探偵役が、自分自身が『名』探偵であることを苦悩するという文章は、なんともはや・・・正直、読んでいて疲れます。 だって、名探偵であるか否かは、読者が決めることだと私は思ってますからね。
 構成は2部構成になっていて凝ってますので、そのへんは楽しめるようになっています。 ただ、勘の良い読者には気づかれてしまうトリックでしょうね。

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