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ミステリの祭典

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不知火判事の比類なき被告人質問

作家 矢樹純
出版日2022年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 虫暮部
(2022/12/01 12:21登録)
 期待したより小粒だった。各話の伏線の張り方が似通っていて、2話目以降は山勘でなんとなく判ってしまう。
 一方で、漫画原作者としてのキャリアで得たノウハウが、今までの小説作品の中では最も上手く生かされている気がして(読者の勝手なイメージだけど)、それだよ! と言う嬉しさもあった。次作への期待が募る足踏み?

 「二人分の殺意」のネタについては、現実性に懐疑的な見解もあるようだが、私は有り得る事象だと思っている。

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