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ミステリの祭典

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オリオンライン

作家 ニコラス・ルアード
出版日1977年10月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2026/03/13 00:03登録)
Wikipediaによると、ルアードはイギリスの作家兼政治家だそうです。17冊の著書が挙げられていますが、旅行記等も含まれているようで、それでも冒険小説系が多そうです。本作は1976年に発表されたもので、最初のうちは関係者たちへの聞き込み調査によって話はじっくり進んでいき、アンブラーあたりをも思わせます。調査対象のオリオンラインとは、第二次世界大戦中、ベルギーからスペインへの連合軍パイロット脱出ルートという設定です。裏切者によってこのラインは崩壊することになるのですが、その過去の調査を、調査者を殺してでも妨害しようとしているのは誰か、という謎があります。
後半スリリングなアクションもたっぷりあり、おもしろいのですが、底が割れてみると、動機は意外ながらやっぱりこいつだったかと思えましたし、そもそも調査者より事情を知る者を始末しておいた方が安全だろうと思えてしまいました。

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