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ミステリの祭典

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B/W 完全犯罪研究会

作家 清涼院流水
出版日2009年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2022/07/22 23:04登録)
3年連続でそれぞれ異なる殺人鬼に生命を狙われ「日本の犯罪史上もっとも有名な被害者」となった天見仄香は、現在、警視庁の犯罪被害者支援室に勤務している。未解決事件の再捜査の必要性を市民代表が審議する試験制度に参加し、自らの運命を揺さぶる「疑惑の少年」真壁巧と出会う仄香。真壁の周囲では、これまで両親や同級生など221件もの人間消失事件が起きていた。真壁巧は、はたしてクロかシロか?そして、仄香に迫る4度めの危機―。神の死を叫んだ哲学者が、現代社会に巨大な幻影を落とす。 
『BOOK』データベースより。

三回の集団失踪事件と三年連続首なし死体事件を中心に進む物語は、それなりに面白く最終章までは楽しめました。ところが最後でやってくれました。『コズミック』で悪い意味で騙されたと思った人にとっては、本作は間違いなく壁本でしょう。
かく言う私も読後は詐欺に遭った様な腹立たしさしか残りませんでした。しかし、よく考えればこの様な突拍子もない事件に、合理的な解決が得られる筈もなく、まあ仕方ないかと言う諦めの境地に至りました。

相変わらずですねえ、清涼院流水。そこまでやるかと云うほどの大風呂敷を広げておいて、結末を有耶無耶に濁す。これが普通の作家がやったらおそらく本にはなっていなかったと思います。結局期待した私が馬鹿だったんですね。本選びはなかなかに難しいものです、読む本読む本面白ければ苦労しませんやね。

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