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ミステリの祭典

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東京25時

作家 阿刀田高
出版日1990年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2022/06/19 19:11登録)
裏表紙より~「真夜中の向こう側、眼りかけていた10の殺意が静かにはじける男と女の25時―」~
①膝頭 7点 少年時代、未亡人よりの依頼。夫の好きなシェクスピア全集を海に流して欲しい・・・今、俺は家具用シェクスピア全集を
②夜の声 7点 離婚した妻とよりを戻したい。息子が訪ねてきている。そんな時、愛人から電話があり、記念日の今日、もし元妻と会っていたら殺そうと思っていたという・・・父親は?
③眼には眼を 5点 娘をひき逃げした犯人は、奴しかいない。しかし警察には言えない事情が・・・アンチを狙った?
④見えない窓 5点 病室の窓から向かいのマンションを覗く少年が言った。看護婦さんに似た人が人を殺したと・・・未来図
⑤忘れ坂 5点 結婚10年。昔の彼女の夢を見た。そこを通ると一番心に強く残っていることを忘れるという坂、いったいどこにあるのだろう・・・別れた原因すら
⑥青いひとで 7点 愛人からもらった青いひとで。願い事が叶うと動くという・・・妻はそれを毛嫌い
⑦銀色のフラスク 7点 マンションの住人より毒薬を預かる。この毒で女たらしのあいつを殺したい・・・男は毒殺されたとのニュース
⑧ネクタイ関係 6点 彼が新しいネクタイを締めていた。結び目が逆。新しい彼女からのプレゼント?・・・彼は言い訳を
⑨夜のアスパラガス 7点 指のきれいな人妻と待ち合わせ。待ち合わせ時間に来ない。酒を飲み、好みのアスパラガスを食す・・・届け物が(ホラー)
⑩熊の話 6点 熊は餌を盗られると、必ず取り返す・・・人間で言うならば

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