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ミステリの祭典

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危険信号

作家 阿刀田高
出版日1983年10月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2022/06/15 16:05登録)
(再読)
①子宝温泉 6点 子宝温泉は黒々と眠り続けている。おや、かすかに夜が笑った・・・場違いなところに現れた男の行方(SF的)
②雨あがり 6点 未亡人が墓参りに行くと、墓の前で若い女性が涙を流していた・・・策略
③鳩の血 6点 中世のヨーロッパでは、花嫁は生娘でなければならない・・・騙すためには
④女ごころ 6点 宝くじ。日付と女性の年齢をならべた番号を買うと一等が当たるという・・・正夢
⑤幼い脅迫者 3点 娘がいなくなった。夜、知らない4歳の子供から何回も電話がかかってくる・・・役者の子供
⑥糸の女 4点 男は何かに曳かれある場所へ。女も同様に・・・見知らぬ意志
⑦赤鰊 6点 手品師は赤鰊(レッドへリング)を使って、大切なものを拝借したという・・・何を盗られたのか
⑧裸で殺そう 4点 風呂場での感電死を計画するが・・・したたかな妻
⑨奇妙な儀式 7点 夫は妻の万引きを知る・・・思い当たることが(エロティック)
⑩女の戦争 8点 夫の後輩が出世。後輩の妻が社長に取り入っているようだ・・・知っているのよと言うと
⑪走る男 6点 男の飼っていた金魚、インコ、仔猫が相次いで死んでしまう・・・同棲の女が殺したのか?(サイコ系)
⑫危険信号 7点 腹痛の後には必ず悪いことが起こった。初デートの時も腹痛が・・・でも、そこに策略が(人生の縮図)

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