home

ミステリの祭典

login
東京―上野3.6キロの完全犯罪
「ニヒルな私立探偵」鏑木一行

作家 峰隆一郎
出版日1991年07月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2022/06/01 12:50登録)
~上野へ向かう札幌発の寝台特急「エルム」のベッドにまかれた大量の血液は、同じ頃、博多から東京へ向かっていた寝台特急「あさかぜ」内で殺された私立探偵・住吉高夫のものだった。~

エロチック・トラベル・ミステリーとのことで拝読。主人公は腿フェチで、登場人物とほとんど関係を持つという色男の探偵(苦笑)。列車トリックは期待外れで、もう少し早く気がつけよというレベルでした。犯人・動機は意外性があるも伏線がなかったのが残念な点。

1レコード表示中です 書評