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ミステリの祭典

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ドアの向こう側
ボクちゃん探偵シリーズ

作家 二階堂黎人
出版日2004年05月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 5点 レッドキング
(2024/04/29 23:38登録)
幼稚園児「ハードボイルド」探偵:シンちゃんシリーズ第三短編集。
  「B型の女」 お、時刻表ミステリのパロディ?・・からの意表つくWhy。4点
  「長く冷たい冬」 ゲレンデ犬ぞりレースと二つの犯罪。片方のWhoWhy分かり安過ぎ、キャラ安直すぎ。3点
  「かたい頬」 密室状態別荘地からの少女消失。おお、「妖魔の森」?期待させて・・2割方スケールダウン。7点
  「ドアの向こう側」  失踪事件と殺人疑惑のワンツウショット解決。5点
※この作者、トリック作家としては実に素晴らしいが、ギャグセンスに欠けて、ユーモア小説家としてはかなり音痴。生真面目な秀才が無理しておちゃらけても、痛々しく不快なだけで・・。

No.1 7点 なの
(2004/10/08 18:02登録)
とうとう戦隊はアバレ、コスモスに555まで来ました。
でも、まだ幼稚園児(笑)

作品は安定したレベルで楽しめます。
ただ、『かたい頬』はちょっと・・・。
トリックは『名探偵コナン』で同じモノがありましたし、
無駄な描写が多いのがどうにも駄目。
それがミスリーディングを誘う程でも無いんですよね。
思い付き的な描き込みに見えました。

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