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ミステリの祭典

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シメール

作家 服部まゆみ
出版日2000年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2022/01/21 17:19登録)
「BOOK」データベースより~『画壇の若き俊才にして気鋭の美術評論家・片桐は、妻を亡くした春、満開の桜の下で精霊と見紛う少年と出会った―。その絶対の美を手に入れたいと願う彼の心は、少年と少年の家族の運命を破滅へと導く。逃れ得ぬ陶酔の迷宮に囚われた男の悲痛な狂気が織りなす、至極のゴシック・サスペンス。』~
現実的に描いたら気色の悪い物語であろうと思いますが、著者の筆力で耽美かつ幻想的な雰囲気の作品に仕上がっています。これこそ服部マジックなのでしょう。もう著者の作品が読めないのはとても残念です。ミステリの採点なので、この点数で・・・

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