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ミステリの祭典

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見つけ隊と燃える小屋のなぞ

作家 イーニッド・ブライトン
出版日2021年04月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 まだ中学生(仮)
(2021/12/07 22:43登録)
ある夜、小屋で放火事件が発生。犯人捜しに、子供5人と犬1匹が乗り出す。本書は、そんな小さな探偵団の活躍を描く。一つずつ手掛かりをつかむごとに犯人に近づく易しい構成で、子供が初めて出合うミステリ本として最適。
ブライトンは20世紀を代表する英国の児童書作家。そんな彼女の大人気シリーズの1作目。5人と1匹の「見つけ隊」が、自転車で隣町まで聞き込みしたり、夜中に容疑者の家に忍び込んだり。
意地悪な巡査の目をかいくぐり、たどり着いたのは意外な結末。複雑なトリックはないものの、読み応えのあるストーリー。30点の挿絵が、冒険譚を生き生きと伝える。

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