奇妙な味の物語 |
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作家 | 五木寛之 |
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出版日 | 1988年07月 |
平均点 | 5.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 5点 | 蟷螂の斧 | |
(2021/08/11 19:35登録) 大御所が下ネタを書いていたのが一番びっくり(笑)。全般に奇妙な味、ブラック・ユーモアにはもう一歩といった印象。 ①ファースト・ラン 5点 五月の夜は若かったが、ぼくらはもっと若かった。おませな小学生が夜中に彼女を呼び出し・・・ ②サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー 5点 車を愛する夫人は、車にも感情があるという・・・ ③ストレインジ・フルーツ 5点 彼は猫が悪さをしたので猫の爪とぎ器を捨ててしまった・・・ ④ホエン・ユー・アー・スマイリング 7点 彼は調理見習いの少年が好きになれない。天ぷら油の適温はと聞かれ・・・ ⑤スーパー・チルドレン 5点 小学生の慎一は姉が妊娠したのでお金がいると仲間に言う。仲間はある行動に・・・ ⑥赤い桜の森 5点 赤い桜の森を探す写真家。ここには赤い森など存在しないと老人は言う・・・ ⑦サムライ・ホテル 3点 下ネタなので書けない(笑) ⑧無理心中恨返本 4点 零細出版社は有名作家の無名時代の作品を5万部の初版で引き受けたが・・・ ⑨カー・セックスの怪 4点 渋滞が社会問題となり車を減産するが車自体は増えているようだ・・・ ⑩おさびしい王様 4点 テレビ局の社長は合理化を進めた結果、専務と二人きりになり・・・ ⑪白いワニの帝国 4点 NYの下水道にワニが大量に発生したらしい・・・ ⑫少年の大志 6点 入院中の少年はドクトル(精神病の患者)のようになりたいと・・・ ⑬ああ、お母さん 7点 嫁候補をコンピュータに聞くと・・・ ⑭片頬で笑う男 7点 海外旅行先で侍ぶりを発揮するが・・・(下ネタ) ⑮老車の墓場 4点 廃車代が高騰し人々は処分に苦労・・・ ⑯幸運な青年たち 5点 ポルシェのパトカーに乗るため警察官になったが・・・ ⑰優しい女 7点 新婚初夜、うぶな花嫁は夫のそれを見て・・・(下ネタ) |