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ミステリの祭典

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白き日旅立てば不死

作家 荒巻義雄
出版日1992年07月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2021/07/13 12:39登録)
 SFと言うより、記憶喪失ネタのサスペンスをゆったり書いたもの? 欧州カジノ紀行文にして心理ミステリ? 独特の静けさを孕んだトーンは確かに“白き日”って感じだ。常軌を逸した部分がもう少し前面に出ても良かった気はする。後半はフランツ・カフカみたいだと思っていたら作者も影響を認めている。

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