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ミステリの祭典

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現場捜査官
捜査官シリーズ

作家 島田一男
出版日1979年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 斎藤警部
(2021/06/25 11:35登録)
「現場」の読みは「げんじょう」。 ‘79年の捜査官シリーズ第五弾。 主役チーム科捜研の面々が鑑識や刑事部長(デカチョウ)達と屈託のない協力体制で事件に取り組む、明るい警察小説。
会話や地の文のウィットもミステリの妙味も、流石に飛ばし過ぎてカスレたのか若干薄味だが、まだまだ悪くない。 ちょっとした恋愛要素を深く掘らない匙加減も良し。

現場よ語れ/妖女の路/誘拐犯の顔/浴槽の女/嫌な家族/白い蜃気楼  (光文社文庫)

推理小説としては、一に「妖女の路」、二に「嫌な家族」、このあたりが謎に奥行き有りでよろし。

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