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ミステリの祭典

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消えない叫び

作家 R・L・スタイン
出版日2020年12月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 まだ中学生(仮)
(2021/06/08 23:23登録)
幽霊、ゾンビ、呪い、魔女、怪物。米国のホラー&ミステリ20作家が絶叫から始まり、あるいは絶叫に終わる物語競作シリーズ「Scream!絶叫コレクション」の最終巻。
「震える叫び」「不気味な叫び」に続く第三弾で、六作家が六連続の恐怖を繰り広げる。「サメがいた夏」ではラテンアメリカを起源とする風習が出てきて多民族国家の様相が分かり、「レンガに埋もれたガイコツ」で見つかったお金は禁酒法時代、大金を稼いだギャングのもの。「リス問題」は米英ではリスの肉を食べる習慣があり、味はあっさりして美味しそう。
日本の怖い話と外国の怖い話と、どちらが怖いだろうか。外国のいろいろな伝統や風習、考え方などを知ることが出来る面白さもある。

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